院長挨拶
院長 | 宍戸 寛治 |
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履歴 |
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認定資格 |
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川崎クリニックは、昭和55年に開設されて以来、腎臓病患者さんに対する透析医療に従事してまいりました。
平成25年3月には日進町ビルディングへ移転開院し、同年4月には外来診療を開始しました。
現在約360名の患者さんに対し通院による血液透析、血液濾過透析を行ってます。人工透析治療床は、現在150床、昼夕夜3シフトで透析治療を実施しております。 また、川崎クリニックでは患者さんの『生活の質(Quality of Life)』を大切にすることをモットーとして技術水準の高い、身体的負担を可能な限り軽くする医療の提供を目指しています。 一例として、長期透析者の合併症予防のため、いち早く透析液清浄化に取り組み、これらは着実に効果を上げています。透析者の生き生きとした日常生活の維持を目標として、私たちは日々、患者さんを中心としたチーム医療の前進に取り組んでおります。
当院の特徴
当院は血液透析専門での無床診療所であり、腎臓病一般の入院管理は同一医療法人の川崎幸病院で行っています。
CAPDに関しては、オープンした一般外来で診察を行っています。
透析患者のQOLの向上と長期生存を目標とし、以下の治療方針としております。
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透析液の浄化
2000年よりエンドトキシンは感度以下を継続。
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合併症の早期発見・治療
とくに動脈硬化性疾患、透析アミロイド症を含む骨関節疾患に注力しており、頸動脈エコー、ABI、下肢動脈エコー、心エコー、全身骨、骨密度検査などをルーチン化、関連病院と連携し、冠動脈・下肢動脈や副甲状腺のインターベンション治療を積極的に行っている。
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各種血液浄化法の実施
血液吸着(リクセル)、アセテートフリーバイオフィルトレーション、LDL吸着などを病態に応じて行っている。
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透析食の無償提供・管理栄養士配置
食事は透析療法の基本であり、透析食の無償提供、食事指導専任の管理栄養士を配置し、患者・家族への食事指導、料理講習会の開催などを行っている。
※感染症蔓延防止対策により現在のお食事提供、料理講習会の開催は行っておりません。
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各種病態、療養支援の充実
各種病態、療養支援のため、ソーシャルワーカー、臨床心理士、眼科医、放射線科医を配置している。